前回釣行からのあらすじ
二面作戦で進めている内の1つ、夜釣りの検証作戦。前回は高飛び込み周辺で手応えを感じた。次の場所は?
いや、そろそろもう一回同じ場所でデカイの釣りたいので、城ヶ島に行こう。
釣行記
ω・)はいっ!!ここはどこでしょうか?

正解は、城ヶ島のヒナダン方面の入り口です〜。分からなかった人は修行が足りませんよ。分かった人は釣りに行きすぎです。
ヘッドライト、オン
いざ、闇の磯へ
夜八時、磯へと侵入します。目指すはイノコ。
・・・
ザッパ〜ン・・・
ゴ〜・・・
・・・。
ω・)ダメだこりゃ。
磯に着かなくても音だけで分かります。今日は表側は危険ですね。
風は弱まったから波も収まってると思ったんですが、甘かったですね。
とっととイノコは諦め、長津呂湾方面に向かいます。城ヶ島の前々回の夜釣りで、デカイのをバラした地点に行ってみよう。
着きました。
よ〜し、ここなら波も来ないし、安心です。荒れてるから逆に釣れるかも?ですね。
狙うポイントはかなり狭いポイントで1メートル四方くらいのエリアの浅場です。波っ気は多少あります。
水深は80cmくらいです。
コマセ撒いてスタート。さて、デカメジナが逃げ込んでないかな〜?
波っ気があるのと、底狙いでガン玉搭載しているので、アタリを見分けるのがムズイです。
じ〜っとウキを凝視し、アタリを待ちます。
波で沈んだウキが浮いてきません。
・・・。
ω・)わ、分かんね〜・・・。
アタリ?なのかな?
とりあえずアワせてみます。
・・・。
ん?根掛かり?
いや、浮いてきましたね。デカイ海藻?
微妙に生命反応もあるような??
ナンダコレ〜、と思いながら寄せてみると海面に白い物体が。
イカ?ビニール袋?
とりあえずはタモで掬います。何か、ヒラヒラしてるんですけど?大きさは35cmくらい。
うわっ、エイだ!!初めて釣った!!
タモの中にはエイがいます。
こんな小さいエイもいるんだ。へ〜。
磯で見かけるエイはどれも巨大で、あんなの釣れたら竿が終わるなといった感じなのですが、こんなサイズもいるんですね。
さて、尻尾に毒針があるはずなので慎重にっと。とりあえず、ひっくり返します。
キ、キモい・・・・。
グデ〜っとしてて死んでるみたいです。針を外そうと針を持つと、ブヨっとした感触が伝わってきます。
コエ〜、超コワイ。
針を外しましたが、どうしよう?逃がそうか。
うん、食べないから逃がそう。
ポ〜イ
・・・
う〜ん、何か、エイを持った手がエラい汚れてるんですけど。
バシャバシャと手を洗い、釣りに戻ります。
次に釣れたのはゴンズイ。即リリース。
続けて、波に沈んだウキが浮いてこなかったのでアワせると、結構重い感触(ハァト)
これはいいんじゃない?魚の感触もあるし〜。
とゴリゴリとリールを巻いていきます。海面に何かの魚が現れました。
ω・)おぉ!?黒鯛様だ?
今年初黒鯛です。釣るのが難しいと言われる6月に釣れるとは。しかし、黒鯛狙った時は黒鯛釣れず、メジナ狙うと釣れるのね、君は。
ニャ〜・・・
遠くで猫が鳴いてますが、あげません。持って帰って食います。
黒鯛追加の後、釣れたのはなんと蟹。
カニか・・・。どんだけ浅場なんだ。おそらく、夜が明けると海底が透けて見えるくらいの浅場なんでしょう。
さて、デカメジナ釣ろうか。早く来ないかな。気を取り直して釣りを続けます。
アタリなしで、仕掛けを回収しようと上げてみると、何か釣れてます。
この重さ、この感触、これは、
・・・。
なんてこった。3年間の釣りで初めて釣ったエイがまた釣れるとは。今日は不思議な日だなぁ。
と悶々としながら針を外します。
ニャ〜
ω・)欲しいの?
猫が鳴いてるのでそのままにして釣り座に戻り、釣り座から、食うかどうか観察します。
猫はエイに近づいてきましたが、匂いを嗅ぐわけでもなく去っていきました。
猫も食わないのか・・・。
海に返してやります。
次に釣れたのはゴンズイ。
ω・)いや、まてよ?
エイ→ゴンズイとくれば次は黒鯛?今日はこのループなのかな。
ちょっと期待しながら待ちます。
やがてウキが、ゆっくりと沈みました。浮いてきません。
ビシッ
っとアワせます。
ω・)うむ、この重さ、この感触、間違いない!
何故だ!?何故3匹も釣れるんだ!?
・・・。
もう、食ってみようかな?エイヒレは旨いし。いや、それ以前に何処がヒレなんだろうか。ある意味全部ヒレではないか。
う〜ん、やめた。逃がそう。
ポッチャ〜んと返してやります。
その後、お土産用に遠投でアジ、サバを狙いましたが釣れず、撤退となりました。
釣果
黒鯛×1、エイ×3、ゴンズイ×2、蟹×1
う〜ん、黒鯛釣れたからまぁ、いいかな。